【お手軽秘湯?】湯原温泉に行ってきた!【砂湯】
露天風呂は最高ですね!
どうも、温泉大好きブロガーけたじです。
ちょこちょこと兵庫県から行ける温泉街に旅行に出かけるのですが、今回は少し遠出して岡山県は湯原温泉に行ってきましたのでご紹介したいと思います!
2月に行ってきたのですが雪も降ってて冬の温泉風情極まってました!
車で行くのがベストだと思います!要スタッドレスorチェーン!
運転は全て主人に任せました!サンキュな!
湯原温泉とは???
湯原温泉(ゆばらおんせん)は岡山県真庭市にある温泉です。大阪から車で2時間半。岡山市や倉敷市からは1時間半くらいで着きます。
旭川沿いにいくつかの温泉旅館が連なり足湯も四ヶ所ほどあるそう。
正直周りには特に何も無いので温泉にゆっくりしに行く場所といった印象でした。じっさい私たちも宿に19時チェックインだったので湯原温泉の観光は特に何もしてません。
湯原温泉の目玉は何と言っても砂湯(すなゆ)!
すぐ側を流れる旭川、背後にそびえ立つ湯原ダム、そして周りをぐるり囲む山々!
圧倒的視覚情報過多!!!絶景かな絶景かな~!!!
あ~!露天風呂は最高だ~!!!
とついつい叫んでしまいそうになりますね!
砂湯とは???
自噴する温泉が砂を舞い上げながら湧き出ていたため砂湯という呼び方になったそう。
今は整備されて丸い砂利が敷き詰められているので砂は舞い上がっていません。
さてさて砂湯には「美人の湯」「子宝の湯」「長寿の湯」の3つのお風呂があります。温度は長寿が1番高く、続いて子宝、美人といった感じでした。
泉質は低張性アルカリ高温泉。アルカリ性の高いお湯は美肌効果があるそうです。すべすべ~。
余談ですが新陳代謝の良い主人の背中はスベスベになってました!あんなにザラザラだったのに!
わたし?わたしも少しはスベスベになったと思うよ…たぶん…。主人より長く温泉に浸かっていたから…スベスベになってるはず…。
ちなみに低張性とは浸透圧を表していています。低張性、等張性、高張性とあって、高張性の方が濃い温泉で低張性の方が薄い温泉といえます。
「薄い温泉より濃い温泉の方が良いじゃん!」
と単純に思ってしまいがちですが(わたしもそう思った)高張性の温泉は、その浸透圧の高さから湯あたりしやすく長湯には向かないそう。
長湯大好きなわたしのような人は低張性の温泉がgood!!!!
砂湯は利用料無料で混浴です!
地元の有志の方が管理してくださっているそうです。素敵な温泉にしてくださっていて本当に感謝感謝です。
女性用に湯浴み着がレンタルできます。
日帰りの方は観光情報センターで2000円(返却時1000円返金)
湯原温泉に宿泊される方は500円でレンタルできます。
わたしは旅館八景さんに泊まったのですが湯浴み着のほかにバスタオルも一枚も付いてきました。
八景さんだけかも分かりませんが男性用にもハーフパンツ型の水着も貸してもらえました。こちらもレンタル代500円でした。
さて女性用湯浴み着ですがM Lとサイズがあります。
フロントでレンタルを申し出た際、有無を言わさずLを渡されました。
丈の長さはヒザ下くらいでちょうど良かったのですが胸周りと肩ヒモがユルユル!
元々のサイズなのかゴムが伸びきっているのか(たぶん後者)抑えていないと胸は普通に上から見えました笑
この湯浴み着もう一つ注意する事があって透けない、体型が分からないはオッケーなんですがお湯に浸かる際にめくれる!!!
気をつけて入らないとお尻丸見えになっちゃいます。
湯浴み着借りる方は注意してください~!
砂湯には更衣室があるぞ!
砂湯には更衣室もありますが無料なりのクオリティです。とびらなし!鍵なし!のれんと屋根はあります。やったね!
女性のみかな?更衣室の奥にカーテンの付いた着替えスペースがありました。ただカーテンがシャワーカーテンで結構ボロい(2カ所くらい外れてた)。
まあ更衣室の中を覗き込まない限り見える事は無さそう…かな…???という感じでした!
下駄箱は無いぞゾ!クツは更衣室に上がる前に脱いでキレイに揃えておこう!
そして更衣室の床は濡れている!タイツを履いていくともれなく死亡するゾ!わたしは無事死亡した!
盗難とか怖いのでスマホやカギなど貴重品は持っていかないようにしましょう~。その他にも有名ブランドのポーチなどは狙われる事があるそうです。
わたしは昼間に行ってきましたが安全そうな比較的のどかな感じでした。
でも自衛は大事!自分のためにも相手のためにも!
わたしも湯浴み着&タオルだけで行きました!
なので砂湯の写真無いです…。ごめんなさい…。
荷物は必要最低限でいきましょう~!
いざ砂湯へ
湯浴み着に着替えていざ入浴です!
ちなみにわたしが行った時は男性と女性の比率は9:1でした。
まぁ、しゃーないですよね!
ちなみに男性の皆さまはとりあえずは隠していらっしゃいました。
持ってるタオルをなんとな~く前にしてはいました。
まあ見えてましたけど。笑
ごめんな…女が入ってきて…。
美人の湯に入ったよ
最初に入ったのは美人の湯だったのですが、ぬるい…。
お湯ではある。お湯ではあるが、ぬるい…。
冬本番(2月)に行ったので外は極寒だった(最高気温5度)ので寒い…。風情はあれど…寒い。
正直ここだけに浸かっていたら「砂湯、こんなもんか」と思ってしまっていたところです。
「まあ景色はイイヨネー」みたいな。
子宝の湯もそんな感じ。
前情報から長寿の湯が1番温度が高いのは知っていたのですが、なんとなく入れず…。
というのも長寿の湯にはおじちゃんがたくさん!温かいからね!そらそうだね!
さすがのわたしも遠慮…してたのですが、ここまで来て遠慮してても仕方がない!!!なにより寒い!このまま上がると確実に死ぬ!!!凍死まったなし。
主人を先陣にいざ長寿の湯へ!
このままでは凍死の危機なので意を決して長寿の湯へ。
あったかい!
全然違うぞ!めっちゃめちゃちょうどいい~!!!長湯したくなるちょうど良い温度!!!
長寿の湯は出たり入ったりして調節しなくても良い、じっくり浸かっていられれる丁度良いお湯加減でした!
さてお湯には、ぱらぱらとおじちゃんが浸かっていましたが、そんなに混み合っては無い感じ。
主人が先に入って行ったのですが地元のおじさんに話しかけられていました。
「よう耐えたな」
美人の湯から早足に長寿の湯へきた主人がフビンだったのでしょう笑。
というか地元の人からしてもやっぱりそうなのね笑。ぬるいのね笑。
わたしも勝手にその話に入り、砂湯トークなどしていたのですが、おじさんが不意に
「極楽の極致やで」
と雪をかぶった山々を見ながら呟いたのが印象的でした。
それからは3人とも喋らず、冬の砂湯を満喫していました。
砂湯は最高だぞ!
女性が行くには確かにハードルは高めですがそれを乗り越えると最高の体験が出来る温泉です。
圧倒的な開放感、ダイナミックな風景、一生忘れられない思い出になりました。
カップルで行くと良いかな?女性だけだと少し心細いかもしれません。
朝方(7時ごろ)だと薄明るいし人も少なくて良いかもしれないです。
わたしは朝ごはんを食べて二度寝してました。
なにはともあれ、雪の砂湯最高でした。
山あいの旅館街を抜けた先に大自然とダムを借景にした温泉。冬には深々と降り積もる雪。真っ白に染まった世界を眺めながら湯に浸かる。こんな幸せなかなか味わえないです。あぁ正に極楽。
車さえあれば割とカンタンに行けます!横に乗ってただけのわたしが言うのだから間違いない。
レンタカー屋さんで借りた車がたまたまミッションだっただけでオートマなら運転出来たんだ。ゴニョゴニョ。
夏にはまた違った景色を見せてくれるのだろうな~。
また行ってみたい。そう思わせてくれる湯原温泉は砂湯でした!
オススメです!ぜひ行ってみてください~!